プロジェクトセンターとは
「プロジェクトセンターの重要性」
京都造形芸術大学 プロジェクトセンター長 大野木啓人

我が大学は、設立当初より社会に「藝術立国」を唱え、それを提唱していくだけではなく、自らもそれを具現化、実現する為、一歩一歩着実に歩み続けてきた。どこから始め、どこに向かって進めるかという、大学運営の根幹を成す部分について、英知を持って挑んでいる数少ない大学である事は確信を持って述べることが出来る。

在学生には、この京都造形芸術大学に集い、何故ここで学んでいるのかを常に自分自身に問い掛けながら、社会へと羽ばたいていく時、何を持って役割を全うし得るか。 そんな想いを、具体的に実現化させたものの一つが2005年度、教学事務室に開設した「プロジェクトセンター」である。

参加学生による事後レポートによると、着実な人間力アップや、交友関係の広がり、クリエーションの面白さの再発見、社会的役割の中での感動など、やってよかったという回答が圧倒的である。そういった成果と同時に、個々それぞれのプロジェクトという学生が構成する「ミニ社会」での自己発見が必ずあったはずである。それは今後の大学生活や社会人となった時に、いい意味で大きく影響し、意味を持つと断言出来る。
「藝術」とは心を込めて他者に訴えるコミュニケーションである。他者を認め合うことから始まる行為である。政治や経済の世界よりはるかに崇高で、美しく、人類が等しく共有しなくてはならないものである。プロジェクトの活動には、あらゆる方法でその事を具現化する手法が隠されている。力を合わせての小さな一歩が、徐々に積み上がっていく事で社会との関わりも見えてくる。我々は、この重要な幾つかの事柄をプロジェクトの中に託したいのである。

今後、より学生が参加し易い環境設定と、多彩なプロジェクト内容を取り揃え、依頼者・参加者の受け皿となる大学側の職員・教員の構築を目指すつもりである。
学生のみんなには、色々なプロジェクトに積極的に参加をして、大いに社会で学び、社会に教わり、有意義な学園生活を送って頂きたい。

(プロフィール)
大野木啓人 Hiroto OONOGI
京都市立芸術大学彫刻科卒
個展、公募展、グループ展等で彫刻作品を発表
1972年から立体造形を中心にディスプレイの仕事を続ける
イッセイミヤケ、川久保玲、高田賢三氏らのデザイナーと組み、新しいマネキン人形を製作
国立民族学博物館や都立庭園美術館等、多くの美術館アートディレクションや会場構成を手掛ける
現在、本学芸術学部長

プロジェクトの企画・運営

産官学連携プロジェクトの企画や運営を行っています。

開館時間・アクセス
[業務時間]
平日 9:00〜18:00
土曜 9:00〜16:00
[休業日]
日・祝日
年末・年始 12/29〜1/5
場所
人間館NA棟1階教学事務室内